メダカ水槽への直射日光の影響


室内のメダカ水槽は屋外飼育容器と比べて水量が少ないケースが多いので

1日中日光が当たり続ける場所に置くのは高水温やコケの大量発生のリスクが高まり危険です。

 

特に危険なのが夏に西向きの窓の近くに水槽をセットしてしまうことです。

 

夏の西日は強烈なので、小さな水槽だとすぐにお湯のような高水温になってしまい

メダカがあっという間に全滅することも少なくありません。

 

理想的なのは朝日からお昼前までの日光が差し込む東よりの窓辺です。

 

しかし、うまく東側に窓がある部屋ばかりではないですから

窓の方角によっては簾(すだれ)などを使って日光が入り込む量を減らしたり

冷却ファンで水温を下げるなどの対策を行いましょう。

 

以上のように、室内飼育でも窓越しに入る日光をうまく活用すれば

メダカの健康的な成長に大きなメリットがあります。

 

ただし、窓越しに水槽を設置するような環境では藻類も活発になるため

コケの発生はある程度致し方ない状態になってしまいます。

 

水槽のガラス面にコケが付着したり、グリーンウォーターになってしまうデメリットはあります。

 

鑑賞目的で考えるとあまり見た目が良いものではありませんが

メダカの成長にとっては良い環境ですので、双方の兼ね合いを考えながら飼育することが必要となってきます。

 

水換え用の水作りをしないとどうなる?

 

メダカの飼育で避けては通れない世話の一つが水換えです。

 

水換えはメダカの環境を良好に保つために必要不可欠な作業ともいえます。

 

そんな水換えですが

・水換え後にメダカの調子が悪くなった。

・水換えをこまめに行っているのにコケが生えやすい。

こんな問題が起こる事もあります。

 

実は水換えによるトラブルの原因の多くは水換え用の水にある事が多いものです。

 

汚れた水を排水し、水道水をそのまま入れてしまう。

 

こんな水換えを行なっていたらすぐにやめましょう。

 

水換えに使う水は前もって作っておかなければなりません。

 

水換え用の水作りをしないと最悪の場合、メダカが水換え後に死んでしまうことさえあります。

 

そんなことにならないように水換えに使う水の作り方をマスターしましょう。

 

メダカの水換えに使う水の作り方

メダカの水換えに使う水作りと言っても何をすれば良いのか?

 

水換え用の水作りとは水道水に含まれる塩素(カルキ)の除去と水温合わせを行う作業です。

 

水道水のカルキがメダカにとって良くないことは多くの飼育者が知るところだと思います。

 

よって水道水にカルキ除去剤などを入れて水換えに使っている人も多いものです。

 

しかし、水換え用の水作りにはもう一つ重要な事があります。

それが水温合わせです。

 

厳密にはphショックを起こさないためのphも合わせなければいけませんが

初めから水道水を使用して育てているメダカであれば

水換えによって大きくphが変わることは少ないので、それほど心配する項目でもありません。

 

本当にしっかりとした水換えを行いたいという人はph測定も行いながら水換えを行うと良いでしょう。

 

特にグリーンウォーターでメダカを育てている人はphの変化が大きくなりますので、注意したいところでもあります。


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