夏場などに水温計を見てビックリして、すぐに水温を下げようと
水道から直接新しい水を足したり、氷を投入したりしてしまう人がいますが
そのような対策は百害あって一利なしですのでお勧めできません。
急激な水温の変化はメダカに強度のストレスを与え、体調を崩す要因となってしまいます。
自然環境下では過酷な環境にも耐える丈夫なメダカですが
それは徐々に変化する環境だからこそ適応できるのであって
自然環境下ではありえないほどの急激な水温の変化には対応できません。
またその場しのぎのような対策では、すぐにまた水温は上昇してしまいますので環境を変えてあげることが大切です。
メダカの酸素不足症状と対処法はこんな感じです。
・メダカが餌の時以外で水面でパクパクするのは酸欠の症状。
・水中の酸素不足が深刻になるとメダカがふらふらとしてしまう。
・深刻な酸欠はメダカの命に関わる。
・酸欠の応急処置としてエアレーションは効果的。
・エアレーションができない場合は新しい水を取り入れることで酸素を補給する。
・メダカを日陰に移動することで水温の上昇を抑える。
・大きな容器にメダカを移すことで水量を増やすのも酸欠対策となる。
・メダカが酸欠にならないように飼育数は少なめに抑える。
・水温が上がりすぎてしまった場合に冷たい水や氷を投入するような方法はNG。
コケの発生原因とコケ対策
メダカ水槽のコケ掃除を減らすことはできるのか?
なぜメダカ水槽に苔が生えるのか?原因は?
メダカ水槽にコケが生えない飼育方法とは?
メダカ水槽のコケ掃除に最適な道具は?
こんなメダカのコケに関する疑問についてご紹介いたします。
なぜメダカ水槽に苔が生えるのか?原因は?
メダカ水槽にコケが生えてしまうと見た目が悪くなってしまうため定期的に掃除をしなければなりません。
しかし誰しも「できれば水槽のコケ掃除なんてやりたくない。」と思うはずです。
なぜメダカ水槽にコケが生えてしまうのか?その原因から考えてみましょう。
まず、一言でコケと言っても水槽やビオトープに生えるコケは様々です。
水槽のガラスに付着する茶色いコケやふわふわした綿のような
茶色いコケなどの茶ゴケと言われる仲間。
繁殖力が強く緑色の糸状のコケが水草や水槽設備などに絡みつくアオミドロ。
ベトベトしたような濃い緑色のコケが水槽の底床付近に溜まる藍藻。
このようにコケには様々な特徴と種類があります。
しかし多くのコケの発生原因は似通っており、その原因は
・他からの持ち込み
・水槽内の水質悪化
・水中の富栄養化
・過度な日光(光)の時間と量
などが挙げられます。
他からの持ち込みとは水草などを購入した際にその水草に付着したコケが水槽内に侵入してしまうことです。
アオミドロなどような糸状コケなどで起こりやすい問題です。
逆に茶コケなどは他からの持ち込みではなく、水槽立ち上げ時の不安定な水質による水質悪化などが原因となることが多いものです。
他からのコケの持ち込みを避けるためには水草購入時にしっかり水道水で洗い
枯れた葉やコケが付着している葉はカットするようにしましょう。