メダカの動きがなんだか鈍い?ちょっと様子がおかしい?
そんな時にはメダカが元気かどうか確認したくなるものです。
メダカが元気な状態とはどのような状態なのか?
・水槽やビオトープなどで元気に泳ぎまわっている。
・一箇所にとどまっていてもヒレを頻繁に動かしている。
・近づくと寄ってくる。もしくは物陰に隠れる。
・餌を与えるとすぐに反応して食べる。
・他のメダカと群れを成している。
このような状態が多くみられるほどメダカが元気な証拠です。
ただ、メダカの性格や環境によっては全ての条件を満たさないこともあります。
例を挙げると水温が低い時には餌への反応が鈍くなるため、餌を与えても食べないことがあります。
しかしだからといって体調不良のわけではありません。
他の要因を満たしていればメダカは元気ですので安心してください。
逆にメダカの元気がなく、様子がおかしい時には俊敏さが無くなり
物陰に隠れるなどの危険察知能力すら低下してしまいます。
メダカの元気がない時に塩をいれれば元気になるのか?
確かにメダカの体調不良時や病気の初期などに行う塩浴というものがありますので
メダカの飼育環境に塩を入れることは悪いことではありません。
しかし、メダカの元気がない原因がなにかによって塩浴の効果も変わってきます。
よってメダカの元気がない=塩を入れるではなく、塩浴の必要性を確認してから行いたいものです。
元気がない時の対処法
メダカの元気がないからといってすぐに餌を与えてしまうのは間違いです。
「ご飯を食べれば元気になる」みたいなイメージがなぜだか広まっていますが、元気のないメダカは餌を食べられません。
メダカの元気がない時の対処法は元気がなくなってしまった原因によって変わってきます。
水温の低下によって元気がない場合には暖かくなるまでそっとしておいてあげましょう。
暖かい水温の方がいいからとお湯を入れたりして急激に水温を変化させるような行為はタブーです。
水温が低い時にはメダカの抵抗力も低下しているため、急激な水温変化によって病気を発症してしまうこともあります。
水質の悪化による病気の蔓延の場合には、まず病気のメダカだけ隔離して治療を行います。
また、環境が悪化しているのであれば水換えを行い、日々の世話の方法を見直すことが必要となってきます。
過密飼育気味であれば新しい容器を用意してメダカを分けて飼育するなどの処置を行いましょう。
このようにメダカの元気がない状態から急激に元気にさせる方法というものはありません。
常にメダカの様子を観察しながら、メダカにとって良い環境を維持していくことが大切になってきます。
元気のないメダカを急に元気にさせる方法はないので日々の世話が大切です。